
こんにちは。きものが大好きなひりまるです。
夏はお祭りや花火大会があるので、台風が発生するとその動向がとっても気になります。
台風が離れていても風が強いと花火は上がらないし、雨が降ると着物をきて出かけるテンションもばくさがりです。
で、台風進路の天気図を見ていて気づいたんですが、似たような柄が着物の世界にありました!
ずーっと前から着物の世界にある台風の目みたいな柄を紹介しますね。
渦巻き柄の着物

「渦巻き」というらしいです。これはとっても古くからある模様らしいです。なんでも縄文時代前期から、土偶や土器に多く描かれている柄です。
「渦巻き」柄が連続している文様は、「永遠に続く」という縁起柄と考えられているようです。
着物の柄としては、水を意味することが多い柄です。シンプルにデザイン化されている場合は季節をとわず身に付けることができます。
渦巻きが水を意味している場合は夏に着るのがおすすめです。
渦巻き柄に関連する着物の文様

着物にはいろんな文様があります。そして、それぞれに意味があるようです。
渦巻き柄に関連する柄としては水の文様があげられます。「青海波」、「波頭」、[流水」、「観世水」などがあります。
また、水玉柄のお着物もあります。水玉の柄には同じ大きさの円を重ねたものや、大小の円を不規則に配置したものなどがあり、カジュアルな着物に似合う柄が多いようです。
まとめ
着物を着るときに、柄の意味を知っていると歴史の奥行きを感じたり、昔の人たちの思考を感じることができたりしてちょっと楽しくなります。
そういえば、羽裏で竜のまわりに渦巻きみたいな柄がありました。あっ、あれは風をイメージした柄ですね(‘-‘*)