
こんにちは。着物が大好きなひりまるです。
先日は天皇陛下がお誕生日をむかえて64歳になられました。お元気そうに手を振っていらっしゃる姿が印象的です。
でも、公式の場での天皇陛下のお着物姿ってほとんど見ないですよね。もっと着用されてもいいはずなのにどうしてかしらん?と思いませんか。
実は、明治維新直後に「公式では洋服を着用する」としたかららしいです。
平安時代以降の公家の正装は束帯(そくたい)です

平安時代以降の天皇、皇太子、親王、および公家の平常服は直衣(のうし)でした。
また、平安時代以降の天皇から公家男子の正装は束帯(そくたい)です。一体どんな服なの?あまり目にすることがありません。
そうそう、ちょうどひな祭り飾りのおだいりさまが束帯(そくたい)を着用しています。
この公家男子の正装のことを平安装束(へいあんしょうぞく)といいます。
現在では、宮中行事のときに皇室が着用される姿をお見かけする以外は、束帯(そくたい)を見ることはほとんどありません。
天皇陛下が公式の場で和服をほとんど着ないのは、明治維新直後に「公式では洋服を着用する」としたからです。

明治の初めの頃の宮中並びに公式の場での制服は、直垂(ひたたれ)や直衣(のうし)でした。
ところが、1872年(明治5年)に、太政官布告339号によって、 公式の場においての 男子の従来の制服は廃止されました。
そのかわりに、大礼服、通常の礼服、通常服などの洋服を公的な場で着用することが必要とされ ました。
なので、対外的な公式の場での天皇や皇室は必ず洋服を着用されますし、内閣総理大臣などが皇居で任命式などを行うときも燕尾服(えんびふく)やタキシード着用です。
これが、日本における洋装のドレスコードの始まりです。
1954年(昭和29年)に太政官布告は廃止されましたが、男子皇族で和装をお見かけしないのはこの名残かもしれません。
天皇陛下が着物をほとんんど着ないのは「公式では洋服を着用する」としたからのまとめ

公家の方の平常服が直衣(のうし)と知ってびっくりしました。今でこそ、階級の違いで服装規定の違いはありませんが、昔はあったんですね。束帯(そくたい)とか、色まで区別があったらしいからほんとすごいなあと思います。
直衣(のうし)や束帯(そくたい)って、街でときどき見かける着物とはちょっと違いますね。
でも、着物ってとても素敵な衣服だと思います。もっともっと身近に感じられるようになるといいと思ってます。

