
こんにちは。着物が大好きなひりまるです。
「もったいない…」
タンスの奥で眠っていた帯締めを手に取ったとき、そんなため息をついた経験はありませんか?変色してしまった帯締め、着物を着る機会が減って使わなくなった帯締め。捨てるには惜しい、でも使い道がない…。
実は、そんな帯締めには素敵な”第二の人生”があるんです。
そこで今回は、帯締めをカチューシャにリメイクする方法を紹介します。
着物の締めとして使われていた美しい色や織り模様が、髪飾りとして新たな魅力を放ちます。
もう使わなくなった帯締めを、簡単に今使えるアイテムに変身させちゃいましょう!
帯締めでカチューシャを作るために準備するもの

- 帯締め(カチューシャには、平の帯締めが扱いやすくておすすめです)
- カチューシャ土台(10㎜幅か15㎜幅くらい 帯締めの幅に合わせて選びましょう)
- グログラン接着テープ(20㎜幅がおすすめ)
- 布用両面テープ(帯締めやカチューシャ土台と同じくらいの幅のもの)
- はさみ(布用と普通用の2種類あった方がいいです)
帯締めのカチューシャの作り方

1 カチューシャ土台に両面テープを貼ります
両面テープが、カチューシャの土台からはみ出さないように注意しましょう。はみ出すとできあがってからベタベタします(^_^;
両面テープの幅がカチューシャ土台の幅よりも広い場合は、カチューシャ土台の幅に合わせてカットしましょう。
2 カチューシャ土台に帯締めをつけます
帯締めは場所によって、模様が違ったり、色が違ったりします。また変色していたり、汚れているところがあるかもしれません。どの部分をカチューシャに使いたいか決めて、カチューシャ土台に貼り付けます。
帯締めを貼ったら、カチューシャ土台の長さにに合わせて、帯締めをカットします。
3 グログラン接着テープで端を処理します
グログラン接着テープを巻いて帯締めの切り口を隠しましょう。グログラン接着テープは1周半くらいがよいと思います。
これで完成です。
帯締めがこんなに素敵に変身!

完成したカチューシャの魅力は、なんといってもその意外性。
帯締めが着物の姿を引き締める役として使われていることが多いので、カチューシャにするとインパクトがあります。えっ!こんな色?と思っても使ってみたら妙にしっくりくる場合も多いから驚きです。
帯締めならではの上質な織りと色使いが、カジュアルなカチューシャという形で新しい表情を見せてくれます。
それから、1本の帯締めでも使う部分によって全く違う雰囲気のカチューシャが作れるのも楽しいポイント。
私が特に気に入っているのは、使い勝手の良さ。着物姿はもちろん、普段着にも違和感なく馴染んでくれます。シンプルな白シャツにこのカチューシャを合わせると、不思議と品のある可愛らしさが生まれるんです。
せっかくのハンドメイドのカチューシャです。いっぱい活躍の場を持たせてあげたいものです(‘-‘*)
着物文化の素晴らしさを、現代のファッションに取り入れる。そんな新しい楽しみ方を、みなさんも始めてみませんか?