こんにちは。きものが大好きなひりまるです。
暑い夏も過ぎて、この南国鹿児島でも朝夕は寒いくらいです。ちょうど着物を着て出掛けるにもよい季節になりました。
でも、着物の色合わせや柄合わせって難しそうですよね。なんだか、よく知らない決まりごともたくさんありそうです。
どうしていいかわからない・・・そんなときは、あまり難しく考えずに着たいものを着るといいのかな?と思います。好きなものを着ていると、お食事もいっそう美味しくなります。
今回は、娘が紺色系の着物を着たいといったので、それにあわせてコーディネートしてみました。
Z世代の着物コーディネートとバブル世代の着物コーディネートを紹介します。
小物を変えるだけで幅広い年代で同じ着物が楽しめるのも和服の魅力の一つです。
Z世代の着物のコーディネート
紺色に古典柄っぽい金彩の芝草菊花文の着物です。芝草が伸びやかな感じと菊のレトロ感がいい感じのお着物です。
合わせた帯は、金茶系に柄が、遠慮がちに柄が入った名古屋帯。
帯締め、帯揚げは帯と同系色でまとめました。
柄にあわせて、ゴールドの丸がモチーフのイヤリング。あまり主張しすぎないけど、存在感のあるイヤリングです。お洋服に合わせるイヤリングもこうして和服に合わせるのも、なかなかおしゃれでいいなと思います。
バブル世代の着物コーディネート
紺色系の本場大島紬です。葡萄の葉?か紅葉が紫色や茶色でかわいい本場大島紬です。大島紬は、裾捌きがよくて、着るほどに身体になじむ着物です。大島紬を着て歩くと、シュッシュッという衣擦れの音が心地いいです。
合わせた帯はスワトウ刺繍の茶系の名古屋帯。帯芯を鶯色にして、覗かせているところが、ちょっと粋な感じです。
帯揚げは、青系にして、着物に馴染ませました。帯締めは紅色系にして、全体を引き締めました。
まとめ
Z世代の娘が着ている着物をバブル世代の母が着ても似合います。
逆にバブル世代の母のが着ている着物をZ世代の娘が着ても似合います。
小物をちょっと変えるだけで、幅広い年代で着れるのが着物の、魅力のひとつです。
色の組み合わせ、柄の組み合わせ等、難しいことを考えずに着たいものを着てみるといいと思います。