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「地球沸騰化」対策になる!着物リメイクのための下準備の手順を紹介

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こんにちは。着物や帯のリメイクが大好きなひりまるです。

最近は「地球沸騰化」という言葉をききます。少し前までは「地球温暖化」だったのに、沸騰しちゃうってかなり大変なんじゃ(..;)(..;)(..;)

小さいな1人だけど、「地球沸騰化」を食い止めるためになにか私にできることはないかな?と思ってしまいます。だって、地球が沸騰したら、生きていけないんですから!!!

で、いろいろ調べていると、ファッション産業界で着られなくなった服の廃棄が大変なことになっているというのを知りました。

ということは、リメイクして再活用するというのは、「地球沸騰化」の対策に貢献しているのではないかと思います。新しい服を買うのもいいですが、家に眠っている着物をリメイクして着るのも良いかと思います。少しでも、地球のためになっている気がします(‘-‘*)

そこで、今回は着物をリメイクするための準備の手順を紹介します。

リメイクしたい着物を選ぶ

高価な着物や、思いで深い着物、親や縁ある人から受け継いだ着物にはさみを入れるのは少し勇気がいります。一枚のお着物から、お洋服と小物などたくさんのアイテムが作れます。

縮緬や絞りなどのチジミ安い布地や刺繍入りの繊細なものは手洗いせずにクリーニングに出す方が安心です。このことも念頭に置いて、どのお着物をリメイクするか、しっかりと吟味しましょう。

リメイクしたい着物をほどく

まずは着物をほどきます。着物は全てのパーツをほぼ直線で縫っています。それに、大抵の着物は手縫いですので、あまり縫い目が細かくなくほどきやすいと思います。

ほどくための材料には、切れ味の良い小ばさみ、リッパー、目打ちなどを使うといいと思います。

気をつけたいのは、みやつ口止まりや衿先、袖付け止まりなど止めがしてある部分です。ここは、ほどけにくいように止め糸がしてありますので、無理に引っ張らないようにします。

その他は、あまり気にすることなくほどけると思います。

着物は、ほどくとほとんどの部分が長方形の布地です。布幅いっぱい使うことができます。

着物の着用頻度や保管状況によって、シミや汚れ、虫食いや日に焼けてしまった部分があるかどうかも確認しておくと良いと思います。

リメイクしたい着物を洗う

リメイクする布地を洗濯ネットに入れて水につけます

着物をきれいに折りたたんで、洗濯ネットに入れます。

おけに、たっぷりの水をはり、きものをつけます。おしゃれ着洗いの洗剤を少し入れて押し洗いをします。布地を折り曲げていますので、中の方にも十分水が浸透するように、押し洗いをしましょう。

※着物は、水につけると、色落ちするものもあります。あまり長時間水につけないように注意してください。

リメイクする布地の水を替えてすすぎをします

水をかえてすすぎをします。このときも押し洗いをします。

すすぎは2回ほどでよいかと思います。2回ともきれいな水ですすぎをしてください。

リメイクする布地を脱水します

洗い終わったら、軽く脱水します。手で押して脱水する方法もよいと思います。

私は洗濯機で30秒ほど脱水します。あまり長く脱水するとシワが入ってしまうので注意してください。

リメイクする布地を干します

干すときは、軽くシワを伸ばして影干します。

布地が半乾きのときに、ドライアイロンをかけます。アイロンの温度は中程度です。アイロンをかけるときは当て布をした方が良いようです。

アイロンをかけるときに、布目が整うように左右や上下の布幅を整えるようにします。

それから、もう一度干して完全に乾かしましょう。

以上で着物のリメイクのための下準備が終わりました。

まとめ

思っているより簡単に下準備ができそうだと思いませんか。あとはお好みのお洋服やバッグなどに仕上げてください。

お着物は布幅が38センチ前後です。その布幅を生かしたデザインを考えるのも楽しいと思います。

プロフィール
この記事を書いた人
ひりまる

ひりまるの家 
和服リメイク作家 着付け講師
和をさりげなく日常に取り入れたい、そんな思いから着物や帯から欲しいものを形にしようと奮闘しています。
数学教師歴、30年からのハンドメイドへの転向。型紙って空間図形に通じるものがあると感動を覚えています。
お仕事の依頼や作品の依頼はお問い合わせからお願いします。

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